宇都宮大学は、学生向けに送信したメールに、ウェブフォームの管理者用URLを誤って記載し、個人情報を閲覧できる状態が発生したことを明らかにした。 同大によれば、学位記記載事項の内容確認にあたり、学生89人に対して「Microsoft Forms」の調査回答用URLをメールで送信しようとしたところ、誤ってメールに管理者向けのURLを記載したという。
作新学院大学は、「サポート詐欺」の被害に遭い、外部の第三者によってパソコンが遠隔操作されたことを明らかにした。個人情報の流出などが生じていないか被害状況を調べている。 同大によれば、業務用端末にいわゆる「偽の警告画面」が表示され、だまされた教員が記載された連絡先に電話をかけてしまったという。
「PostgreSQL」の開発チームは、データベース「PostgreSQL」のアップデートを公開した。 今回のアップデートでは、ライブラリ「libpq」におけるクオート処理の問題へ対応した。 前回のアップデートで「CVE-2025-1094」を修正 した際に生じた不具合としている。
GitLabは現地時間2025年2月26日、「GitLab Community Edition(CE)」および「GitLab Enterprise Edition(EE)」向けにセキュリティアップデートをリリースした。
同市によれば、グループウェアに保存した児童の個人情報が、本来閲覧範囲を制限されるべきところ、市内学校の教職員や児童生徒から閲覧できる状態になっていたもの。 2月5日に市内中学校の生徒がグループウェア内で学級編成に関するデータを発見し、職員に報告したことで問題が判明した。
明治学院大学は、非常勤教員が車上荒らしの被害に遭い、学生の個人情報含むノートパソコンと欠席連絡票が盗まれたことを明らかにした。 同大によれば、1月9日に教員の自家用車が車上荒らしに遭い、ノートパソコンや欠席連絡票など車内から荷物を持ち去られたもの。教員が学外に駐車していた自家用車に乗ろうとしたところ被害に気づいた。
大阪市は、生野区において、広報誌の配付業務を委託している事業者が、個人情報を含む住宅地図を誤って住民宅へ投函したことを公表した。 同市によれば、2月3日、委託事業者が広報誌を配付した際、配布先の住民12人分の姓と住所などが記載された住宅地図を、誤って住民1人の自宅ポストに投函するミスがあったという。
奈良県は、家計調査協力者の「口座振替申出書兼相手方登録依頼書」が所在不明となっていることを明らかにした。 同県によれば、1月下旬、職員が口座振替申出書の保管状況を確認したところ、調査協力者6人分の書類が不足していることに気づいた。世帯の氏名、住所、電話番号、口座情報が含まれる。
青果や加工品を取り扱う通信販売サイト「柏崎青果オンラインショップ」が不正アクセスを受けたことにより個人情報が流出し、クレジットカード情報が不正に利用された可能性があることがわかった。 同サイトを運営する柏崎青果によれば、ウェブサイトの脆弱性を突く不正アクセスを受けたもの。サイトの決済アプリケーションを改ざんされたという。
Synologyは現地時間2025年2月26日、同社のNAS向けOS「DiskStation Manager(DSM)」の脆弱性に関するセキュリティアドバイザリを公開した。 外部より報告を受け、「Network File System(NFS)サービス」に関連する脆弱性が判明したもの。アドバイザリの公表時点でCVE番号は示されておらず、識別子として「SA-25:03」が割り振られている。
保険販売代理店の保険見直し本舗は、同社の一部システムがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。一部店舗の営業を停止するなど影響が出ている。 同社によれば、ランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受け、同社の一部システムにおいて障害が発生していることを2月16日に確認したという。
レッドチーム演習などで活用されている脅威の模擬テストプラットフォーム「MITRE Caldera」に深刻な脆弱性が明らかとなった。 「Calderaサーバ」のエージェントを動的にコンパイルするリバースシェル機能にコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2025-27364」が確認されたもの。