タイ政府が宝くじ付き年金の導入に向けた検討を進めている。低中所得層の年金加入を後押しするのが狙いで、当選金は最大100万バーツ(約440万円)。1枚50バーツで販売するが、くじに外れても購入資金は60歳を過ぎれば全額引き出せる。宝くじ好きな国民性に着 ...
2023年7月に閉館した中野サンプラザ。旧中野区役所の一体再開発が計画されていたが、暗礁に乗り上げている。工事を請け負う清水建設が物価高騰などを理由に、工事費が900億円超上振れするとの見積もりを示した。当初予定していた29年の新施設開業は絶望的な状 ...
もめない事業承継の第一歩は、創業家メンバーが心を一つにすることだ。絆を強める不断の努力と、わだかまりを生まない仕組みづくりの両方が欠かせない。「ゆりかごから墓場まで」を一族で共にする、オタフクグループ(広島市)の事例に学ぶ。
Netflixの日本の会員数が2024年6月までに1000万人を突破していたことが分かった。「スカパー!」や「U-NEXT」を抑え有料動画サービスで圧倒的な地位を確立した。日本向けのオリジナル作品に注力したことが功を奏した。社会的影響力は地上波に迫る ...
米国のトランプ次期大統領は3日(日本時間)、日本製鉄による米USスチールの買収に「完全に反対だ」と自身のSNSに投稿した。日鉄はトランプ政権発足前の2024年中に買収を完了させたいとしているが、買収に向けなお暗雲が垂れ込めている。
富士フイルムホールディングスの後藤禎一社長は幹部人材に畑違いの事業部を任せ、潜在能力を引き出す。上司が積極的に失敗談を語り、挑戦する企業文化の浸透に力を入れる。変革のスピードを高めることが、さらなる収益力の向上には不可欠だ。
経済産業省は軽くて曲がる「ペロブスカイト太陽電池」の普及と、その開発・量産で強固な国際競争力を獲得するための戦略を公表した。量産で先行することで製造コストと価格を引き下げ、中国などの追い上げを阻む。半導体などで繰り返された失敗を教訓に、山積する課題に ...
富士フイルムの半導体材料事業は、幅広い製品と世界20カ所の供給体制が強み。写真の現像技術を生かし、顧客と二人三脚で先端品の開発に取り組む。後発ながら半導体材料のトップ企業に躍り出ることはできるのか。
「今回の学会参加者数は約3800人、過去最高です」。2024年11月末に開催された「第44回医療情報学連合大会」は熱気を帯びていた。関心の高まりは生成AIへの注目によるもの。24年4月に始まった医師の働き方改革で、時間外労働の上限規制が設けられたため ...
ロマンライフはコロナ禍で京都を訪れる人が減って2期連続の赤字に陥ったが、不断の改善活動や商品開発が実を結び、2023年7月期には経常利益が過去最高を記録。そして23年8月、それまで社長を務めた河内誠氏が会長となり、当時39歳の長男、河内優太朗氏に社長 ...
トランプ次期米大統領が対移民強硬派のスティーブン・ミラー氏を政策担当次席補佐官に任命すると発表。同氏が外国人の就労ビザ取得を抑制する政策にかじを切れば、多くの長期在留者に影響が出る可能性も。今後米国は、不法移民のみならず米社会を支える多数の合法移民ま ...
ペロブスカイト太陽電池は、高効率かつ低コストでのエネルギー変換が可能な新しい太陽電池技術のこと。軽量で柔軟性があることでも注目を集めており、世界中で研究開発が進められている。今回はペロブスカイト型太陽電池をめぐる注目の過去記事をピックアップしていく。