北朝鮮関連で今年最も衝撃的だったのは、韓国の大手紙・朝鮮日報系のケーブルテレビ局であるTV朝鮮が7月11日、韓国政府当局者の話として、北朝鮮当局がその前週、中学生およそ30人を公開処刑したと報じたものだった。
閉鎖されていた市場を再開し、外貨使用禁止令を解き、貨幣改革の責任者だった朴南基(パク・ナムギ)朝鮮労働党計画財政部長ら100人が銃殺刑に処され、ようやく混乱が収まったが、その影響は長年にわたり北朝鮮経済に暗い影を落とした。
金正恩総書記は地方経済活性化策の「地方発展20✕10政策」を打ち出したが、これにより地方の貿易会社や様々な機関の貿易担当部署が、資材の輸入など貿易を活発に行なっている。これに乗じて、北朝鮮製の覚せい剤を中国に密輸しようとしているのだ。
かつて、日本との間を行き来する万景峰号が就航していた東海岸の元山(ウォンサン)。そこから北西に40キロのところにある高原(コウォン)は北朝鮮有数の炭鉱と共に、鉄、タングステン、黒鉛、モリブデンの鉱山を擁している鉱物資源の宝庫だ。
北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が29日、ロシア軍事代表団を率いて訪朝したロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相と会見した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮の努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相とロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相の会談が29日、平壌で行われた。朝鮮中央通信が伝えた。
公演と宴会は平壌の4・25文化会館で開かれた。公演では、金正恩氏とベロウソフ氏が共に来場し観覧席についた。朝鮮労働党中央軍事委員会の朴正天(パク・チョンチョン)副委員長(書記)、努光鉄(ノ・グァンチョル)国防相、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)将兵、文芸部門の ...
社会主義経済システムでは一般的に、労働者の受け取る給料は、働いても働かなくても給料は同じになる。貧富の差をなくし、病気などの理由で働けない人でも生活が保証される反面、どれだけ頑張っても給料が上がらないため、労働意欲が低下しがちだ。
つまり、財やサービスを生み出す生産手段の個人所有が認められていないということだ。農耕に使われる牛も国有財産として扱われ、許可なく屠畜した場合には死刑にされることすらある。昨年8月、両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)で、牛をさばいて密売した容疑で男女9人が公開銃殺にされた。
たとえば平壌に近い西海岸の南浦(ナムポ)で密輸を行い、逮捕された女性社長は大口径の高射銃で銃殺され、遺体が粉々になり跡形もなく吹き飛ばされたという。当局は外貨稼ぎの関係者を1カ所に集め、その生々しい場面をいちいち詳しく説明して聞かせたという。
北朝鮮の金正恩総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は26日、韓国からビラが再び飛来したと主張する談話を発表した。朝鮮中央通信が報じた。
北朝鮮で最も豊かな平壌と言えども、夜には窃盗や強盗が相次いでおり、犯人が正体不明のガスや薬物を凶器として使うケースすら報告されている。