この“猫の尻尾”を含む副円盤は、現在観測されている状態から逆算すると、およそ100年ほど前に発生した天体衝突によって大量の塵が生み出され、形成されたのではないかと考えられています。一見すると円盤から高く持ち上がっているように見えますが、シミュレーショ ...
内閣府は2025年2月18日付で、同年2月2日に打ち上げられた準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」6号機(QZS-6)が静止軌道に入ったことを発表しました。
NASA=アメリカ航空宇宙局は2025年2月20日付で、小惑星「2024 YR4」が2032年に地球へ衝突する確率は0.28%まで低下したと発表しました。軌道をより正確に予測するために、今後も2024 YR4の観測を続けていくとNASAは述べています ...
フェリセットは1963年10月18日にフランスの観測ロケット 「 ヴェロニク(Veronique) 」 で準軌道飛行を行って、宇宙空間に到達しました。このミッションの目的は、宇宙における動物の行動、特に空間定位と平衡に関連した神経機能の研究でした。
NGC 4013は、明るく輝く中心部(バルジ)と、塵が豊富で暗いダストレーンが印象的です。銀河を分断する裂け目のように見えるダストレーンは、約500光年の厚みがあると推測されており、背後の星の光を吸収するため、一層目立って映し出されています。
この画像はESO=ヨーロッパ南天天文台が運営するパラナル天文台(チリ)の「VISTA望遠鏡」に搭載されていた高感度赤外線カメラ「VIRCAM」で取得したデータを使って作成されました。人間の目は赤外線を認識できないので、使用されたデータは取得時のフィル ...
日本の民間企業の株式会社ispaceは2025年2月15日付で、同社の月着陸機「RESILIENCE(レジリエンス)」が月フライバイに成功したと発表しました。 RESILIENCEはispaceの月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション2 ...
こちらは欧州宇宙機関(ESA)が2025年2月5日付で公開した動画です。ESAの太陽探査機「Solar Orbiter(ソーラー・オービター)」に搭載されている極端紫外線撮像装置「EUI(Extreme Ultraviolet ...
ベンヌ程度の中型小惑星の衝突頻度は10~20万年に1回程度であると考えられています。これほどの低頻度かつ大きな気候変動は、生物の進化にも影響を与えると考えられます。今後の生物の進化に関する研究では、小惑星の衝突による好影響も考慮しないといけないかもし ...
画像を公開したNSF NOIRLab=アメリカ国立科学財団の国立光学・赤外天文学研究所によると、NGC 2040は天の川銀河の伴銀河(衛星銀河)のひとつ「大マゼラン雲」(Large Magellanic Cloud: LMC、大マゼラン銀河とも)にある若い星団で、太陽よりも大質量で高温のO(オー)型星やB型星を含んでいます。
銀河の集まりである銀河団には数千万℃という高温の銀河団ガスが存在していますが、高温が保たれている仕組みは未解明とされています。今回発見された高温ガスの運動は過去に起きた銀河団どうしの衝突・合体を直接的に示す痕跡とみられており、銀河団の中心部でガスを高 ...