多くの企業が社内外に散在するデータの統合に課題を抱えている。日清食品ホールディングスも、そのうちの一社だ。同社には、国内事業会社と海外法人を合わせて60社が連なっており、基幹システムや各種業務システム、自社ECシステムなど、グループ内外にデータが散在 ...
業務用PCを“故障したら交換する”という形を取っている企業では、パフォーマンスの低いPCを使い続けることで、生産性に影響を及ぼす可能性もある。業務用PCの調達と運用の課題を解消し、効率的な運用を実現するには、どうすればよいのか。
請求業務において紙やPDFのやりとりはミスが発生しやすいため、請求データを最初からデジタルで処理することが理想的だが、請求業務の半数がいまだ「紙・PDF」で処理されている。デジタル処理をするなら「DtoD」システムの導入が効果的だ。
昨今のデジタル社会では、システムとデータの耐障害性は非常に重要で、データの管理方法を誤ったり、データにアクセスできない状態になったりすると、壊滅的な打撃を受けることもある。調査によれば、障害によってデータセンターを10日以上利用できなかった企業の93%が、1年以内に倒産を申請しているという。 一方で、こうした状況を改善し、システムとデータの耐障害性を高めれば、業務の安定性と継続性を確保できる。さら ...
世界的な電子機器販売会社Premier Farnellは、世界9か所に配送センターを整備し、46か国でローカルの取引用Webサイトを運営している。同社では、グローバルの注文情報を一元管理し、地域のデータストアで利用できるようにしている。これにより、世界中の顧客が最新の注文履歴などの情報をリアルタイムで確認することが可能となっている。 これを実現するには、中央と地域のデータストアを同期させる必要があ ...
多くの企業で導入が進んでいるSalesforce。安全に使うためには、年に3回あるアップデートへの対策や、リスク対策が必要になる。そこで注目されているのが、Salesforceをセキュアに使うためのクラウドセキュリティサービスだ。
さまざまな業種・業界において市場が飽和状態にあり、顧客の要望は複雑化・高度化が続いている。例えば、通信業界においては、国内の新規契約獲得数は2023年の合計で対前年比マイナス2.4%に落ち込み、顧客を囲い込むための事業の多角化とサービスの充実が課題となっている。 こうした中、グローバルの大手通信事業者を中心に導入が拡大しているのが、AI搭載のクラウド型CRMだ。基幹システムの変化を、ミドルオフィス ...
総菜部門のロス率が課題となっていたコープさっぽろ。各店舗で廃棄率(値廃率)の削減に向けた取り組みが進められていたが、決定打となるような改善策は出てこなかったという。そこで同社が注目したのが、クラウド型のカメラサービスだ。
生成AIの活用は、今や企業の競争力を左右する重要な要素となった。しかし、その導入に際しては、スキルやコストをはじめ、さまざまな障壁が立ちはだかる。中でも大きいのがデータに関するもので、言語やツールの違いによるサイロ化、セキュリティリスクの増大、運用の複雑化といった課題により、生成AIの実装に至っていない企業は多い。 こうした課題を克服する方法として注目したいのが、クラウド型の統合データプラットフォ ...
ビジネスにおける業務のかなりの部分がインターネットを通じて行われるようになった現在、企業・組織にとっては快適なインターネット接続環境の実現が重視すべきテーマとなっている。 法人向けのインターネット接続サービスを選定する上では幾つものポイントが存在する。まずは回線の品質。社員やユーザーがストレスなくインターネットを利用できるようにすることが大切だ。また、価格も重要なポイントだ。これらに加えて、提供エ ...
DX推進の基盤として、インフラ刷新に取り組む企業は多い。ベネッセコーポレーションでも、中期経営計画の中核戦略であるDX推進に向けたインフラ刷新を進めていた。その1つであるネットワーク刷新のプロジェクトでは、ネットワーク全体を最適化するため、SD-WANの導入を検討していたという。 同社ではオンライン会議やリッチコンテンツの利用が増えており、ネットワークの遅延や、つながらないといった事態を避けたかっ ...
ビジネス環境が進化する中で、CHRO(最高人事責任者)の役割も変化した。その1つが、適切なテクノロジーとビジネス戦略を導入して生産性を高めるとともに、コスト削減も推進することだ。これを実践するためにはどうすればよいのだろうか。 さまざまな ...