右腕を失いながらなんとか1人雪山から脱出したマーティンだったが道中で事故を起こしてしまう。目覚めると病院。そして右腕には何も知らず気を利かせた医者の手によりゾンビ指揮官ヘルツォークの腕が移植されてしまっていた。
天晴れな脚本で男二人の絆を見せてくれました ...
1日12時間労働、休みは週に1日。おまけに車の管理費は個人持ちといった劣悪な環境で、冴えないタクシー運転手をしていたシャルル。 彼の人生はピンチを迎えたまま、今日もいつもと同じパリの街並みを運転するはずだった。 迎車を頼まれ、いつもより長いドライブをすることになったシャルルは、依頼主である1人の身綺麗な老女マドレーヌを乗せ、パリの街を走り始めた。 最初は話すことさえ厭うシャルルだったが、マドレーヌ ...
老人になって戻ってきた共産主義者が、変わり果てた故郷で売国奴とたらい回しにされアウトキャストにされ、と基本それだけのシンプルな話だが、焦点をその周りの登場人物にも分散させたのがあんまし自分には合わなかったかもしれない。全体的に感情的に淡白で印象が薄いし、長回しは当たり前のように連発されるが、他作品のようなハッとするような魔術的ショットが少なくちょっと不満。
東京に遊びに来て、13時15分の回からヒューマントラストシネマ有楽町でペドロ・アルモドバル監督の『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』を観ました。
ハナムもタリーも不器用でどこか似てる2人がゆっくり寄り添っていく。でも決して傷を癒し合うだけでも、干渉しすぎるわけでもない 皮肉もユーモアもある、後味には温かみをくれる 地味だけど愛すべき作品とはこのことかと ...
フットボール会場に現れたライフル魔。警察(ヘストン)、SWAT(カサヴェテス)が迅速に配置に就くが、観客席に向って乱射が始まる。客席の人々、売り子、スタジアムの管理人など、様々な描写がここで活きてくる。監督は「わかれ道」(64)「ある戦慄」(67)「 ...
何ともやりきれない気持ちになる。人生のほとんどを統合失調症に苦しめられ、がんによって生涯を終える。あまりに悲しい物語である。 カメラを通して映るお姉さんは終始苦しそうで、暗闇で映されるその姿は泣いているようにも見えた。 25年も病気に苦しみ、意思疎通もできなかったのに、精神科病院から帰ってくると嘘のように会話ができるようになっている。そのあっけなさに何ともいえない感情になる。
被害者家族も加害者家族も全員が考えるのはなぜこんな事件が起こったのかってことなんだな。でも犯人も死んでしまったら何が原因かなんて誰にも分からない。
映画館へ映画を見に行く時のワクワクは本当に幸せ。映画は幸せ。とは言え人生、映画を見たり見なかったりですが、1〜5行くらいの感想を書いて行きます。☆は主観で絶対評価、4点以上を付けがちです(特に新作や… ...
大雪で交通網マヒ。 そんな時はタクシ-の出番・・・なのかな。 最近タクシ-の姿随分と減った気がするけども。 今日はそんな タクシ-運転手と乗客の映画「ドライブ・イン・マンハッタン」を観ましたよ。 こんな運転手と乗客だけの話って”ドライビング ミス ...
・走り切った映画だと思いました。 たぶんライブ感を伝えるためにほとんどのシーンに主人公が映っていて、スタッフなどの裏方の話はできるだけ少なく、ほとんどの時間を犯人と主人公の交渉に使ったのは潔いと思った。 ストーリーはほどほどに面白かった、裏金問題やフジテレビの問題、政府や企業だけでなくタレントやユーチューバーの炎上で、問題に関わってる人が謝罪、釈明をしているが、僕的には謝罪やこれからどうするのかよ ...